魂の智性
今だからわかることばかりだ。
そして、“あの時にはわからなかった” と思える、イタイ過去ばかりだ。
でも、でも
あまりにも凄い喩えを出すが
ヘレンケラーだって
あれほどの凄まじい魂の向上心を持つ人物だって
手の付けられない獣のような子供時代を通ってきたんだ。
人は変わる。
経験して、識ってゆく、学んでゆく。
ほんとうに、その時その瞬間の人の振る舞いだけを見て、人を断罪することなどできない。
自分もそうだ。他人もそうだ。
魂まで見通せず、
石を打ち、優越感プレイをする
己の方の愚かさよ。
甘やかすこととは違う。
厳しくも、本気で向き合うことが大切だ。
サリバン先生のように。
あの時無知だった私へ
あえて、その道を辿って
経験を通して、己のうちに宝を見出してきた私へ
その勇敢な魂に誇りを。
わたしの、あなたの
無知の先に
魂の智性が見える。
愛でなくちゃ。
ほんとうに、愛でなくては。
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