自立ということ
己を育てるのは己である。
己を導くのは己である。
そうである時、全てのことはアドバイスであり、ヒントであり、メッセージである。
そうでない時、「なぜやってくれないんだ」「どうしてこうしてくれないんだ」と不平不満が生まれ、被害者になり、受け身の人生となる。というのは、「私には現実を変える力、切り拓く力が無い」と信じていることであり、つまりは「おしめを替えてくれよ」と駄々をこねてふんぞり返っているわけである。正当にも己の力で生きることが出来ない、赤ちゃんと同じである。大人になってもこういう態度を取ることを、幼稚という。
己の魂を導く態度を、自立という。
これははるかに自由な心地だ。
己の感ずるところに従え、というのである。
己の思いのままに生きることである。
己を信じていい、と言っているのだ。
なんて頼り甲斐であろう。なんて厚い友情だろう。
己に対して、だ。
0コメント