清けき、神社
ここ数年、毎年決まって初詣に行く神社は、
“地元の小さな神社” という雰囲気の、こじんまりとしたところだ。
住宅地の奥まった場所にあり、道には看板ひとつ出ていないので、
地元の人ですら、知らない人もいるのかもしれない。
ここに来ると、清々しい思いがする。
いつ訪れても、こ綺麗、清潔。
華美なところはなくとも、細やかにお手入れがなされていることを感じとる。
お正月には特に、神殿・境内は飾り付け(というのかな?)がなされて、美しくお祀りされており
神主さまが参拝者一人一人に、陶器の器に、お神酒を注いでくださる。
神主さま方はどなたも朗らかに挨拶をしてくださり、素敵なお人柄が伝わってくる。
『人』が
場・空間を、形成させるものだなぁ、と感じさせる。
人。人の心。在り方。
刀に所縁がある神社なので、特にこの神社とのご縁は嬉しく
神主さまのお一人はこちらが刀を稽古していることをご存じで
毎年訪れる度、ご丁寧に声をかけてくださるのも楽しいですね(*^^*)
名が知れた大きな神社ではまったくなく、宣伝の類もみたことがなく。
素朴でありながら、ただ、毎日を当たり前のように
さっぱりと清潔に整えられて、神さまをお祀りされ、参拝者を和やかに迎え入れられているだけだ。
暮らしも、このようで在りたいな
と感じさせる。
素敵な神社です。
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