前触れもなく
前触れもなく、卒乳。
ある日突然、おっぱいを飲まなくなった娘。
おっぱいの味が変わって嫌になった、とかでなく
口をつけようとしない。
何度試みても。
それまで、おっぱいを好んで哺乳瓶を拒否することはあったけれど
こんなことは、初。
下の歯に加えて上の歯もしっかり見えてきた頃だから、
おっぱいから離れる自然なタイミングなのかもしれない
とわたしも思って、
そのまま、卒乳。
(ミルクは飲む)
もうおっぱいを必死に求めて、はむはむしては安心する娘を見ることはないんだな、と
唐突な卒乳に、少し寂しさも感じたりして。
こんなに前触れもなく終わることってあるんだなぁ。
付きっきりでごはんを食べる時間も、
抱っこを求めて手を伸ばしてくる姿も、
わたしのお腹にピットリともたれかかったままスヤスヤ眠ってしまう姿も、
頬を付け合ってくっついて眠る時間も、
そんなふうに終わっていってしまうものなのかな?
授乳にもこちらの体力を消耗するし、
娘のごはんに付き合っている間に自分のごはんは毎度冷めるし、
夜中に起きてしまった娘をなだめるために抱き寄せるわたしの肩は、毛布から丸出しで寒いし、寝た気がしない。笑
そんな時期が過ぎた方が、楽にはなるのかもしれない。
それでも、こんなにも愛しい時間はないんだ。
いつか唐突に終わるかもしれないんだ。
そんなことを思いつつ
卒乳して速攻で
「お酒解禁じゃー!!」と
赤ワインを流し込んでいるワタクシでございます(感傷どこいった)。
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