まずシンプルに直せ。【身体】

歪んだタイヤでも
車を走らせることは出来るだろうが

スピードを上げたい、
安定性を増したい、
と思うなら

エンジンを強くしたり
何か付け加えることや
ハンドリングを考える前に


タイヤの歪みを直すべきである。


その上で、
馬力を上げたり
工夫を加えるなら分かる。




折れたストローを使いつつ
もっとたくさん吸い上げたい、と思うなら

吸い込む力を強くしよう
とするより

その “折れ” を正すべきである、まず。




フレームが整っていないと

どんなに
頑張っている気がしても、
アレコレ身体に意識を向けているつもりでも


はたらかない。
構造上、機能しないのである。


やれども、やれども “機能しようがない” 状態になっていることを、
認識しないまま

なんとか克服しよう、向上させようとするものだから

余計なことをしてしまう


もっとエンジン積んだ方が速くなるだろう、とか
不安定だからタイヤを太くしようか、とか。


動きようがないものを、無理に動かすように、
ものすごい労力をかけて、
それでやっと、そこそこのレベルを保てるようになる。その程度。


それよりも

「タイヤ、直せば良くないですか?」

という話である。






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「なんだ、タイヤ直せば、自然に真っ直ぐ走るじゃないか!!」

「なんだ、ストローは “頑張って吸う物だ” と思っていたのに、
普通に吸えば入ってくるじゃん!笑」

って
なるはずなんだよね。


わたしの身体は
わたしが思い描く姿より
まだ不自由だけど

きっと、こういうことでは?
きっと、この方向性では?

と思いながら
地味に、試行錯誤しています
なう。(´・ω・`)


やってもやっても、うまくならないことを

「私の努力が、頑張りが、足りないから?」
というような

ややこしいメンタル問題にして
落ち込みがちw
に、なりそうなところを


努力の “方向性” そのものを
クレバーに見つめるのは

自分自身が、自分の感覚を
信じてトライする気持ち

その、『研究心』がないと。



〜 武道 × 芸道 〜

武芸道 結 -MUSUBI-


東京から秋田県小坂町に道場を移転し、田舎移住。

武道と芸道の稽古をしながら「農」に関わり、

半農半士ライフの実践と発信をしています。


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