変化・成長の旅路
前進したかと思ったら、また迷う。
掴めたかと思ったら、また見失う。
やっているつもりでも、まだ足りなかったか、と気付きながら
何度も何度も何度も試み、
そうして少しずつ、少しずつ、じりじりと
歩んだ道を、振り返ってみれば
知らず知らずに、成長している。
そういうものなのだろう。
根本を変えること、培うことほど、難しい。
進化、以上の
深化の奥深さよ。
なぜならそれは、目に見えない領域だから。
人に誇示できるようなものでもなく、非常に地味な、根っこを伸ばすようなものだから。
自分自身のみが感覚的に得ていくものであり、
そうして最後に、結果として、
花を咲かせるように、外側にも表れてくるものだから。
“育てる“ とはまさに、そういうこと。
『孤独が人を成長させる』
これはかつて、演劇の師から教わった
言葉である。
変化・成長の旅路は
おそらく、ずっと深いのだ。
完成などないからこそ、
その道を歩む “心構え” こそがすでに
完成だといえるのかもしれない。
未熟な今に
希望を見て挑戦する、心の姿勢
その姿がすでに、美しいから。
そう思えるなら
どんな瞬間も、悪くない。
心はいつでも、今に咲かせることができる。
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