足腰から活性化☆
先日は久しぶりに、小学校での指導がありました。
昨今の情勢の中、集団指導というのも中々難しい状況になっていますが…
実施できてよかったです☆彡
コロナ禍で、マスク生活&身体を動かす機会が減っている中、
子どもたちの身体機能や免疫力の低下が心配な状況を考え…
今回は、第一に
足腰を使う！
身体をたくさん動かさせる！
そして疲れさせる（親御さんのためにも 笑）
をテーマに。笑
武道の中にある
股関節、膝、足首、といった関節をしっかり動かす要素を入れて
体験してもらいました。
また、武道の稽古ですから、子どもたちにも裸足になってもらいますが
これも何気ないようで、大事なことだと思うんですよね。
裸足で踏む、足裏の感覚を培うこと。
ちびっこたちに、たくさん動いてもらうために
わたしもまた動き回って、汗だくになりましたが。笑
おかげさまで、良き時間でした(^-^)
コロナ以前からすでに
運動不足になりがちな現代。
日常では、腰を落とす、かがむ、といった動作をすることもなくなってきていますし
草履や裸足で走り回っていた、昔の時代とは違い…笑
足の裏の感覚も、鈍りやすいような気がします。
今はあらゆることが、“頭” や “手先” で済んでしまいますが
たくさん歩いたり遊び回ったりして
足腰〜全身をよく使うことって 、
身心にとって、すごく大事な力を培うように思うんですよね。
大人でも、もちろんですが
特に子どもの頃にこの感覚を培ってゆくことは、とても大事な底力になるような気がします。
（指導の帰りに立ち寄った神社の手水舎✿）
わたしは先日、登山に行ったのですが
これも身体の機能を培うのに、抜群にいいですね(^-^)
急斜面や岩場が続くような、足元の不安定な環境の中、
全身でバランスを取りながら進んでいくことで
ごく自然に発揮される、
身体の引き上げ、体幹、四肢の機能性…
といった身体感覚に、
わたし自身、新鮮な気付きがありました。
“引き上げ” とか、“体幹” だとかの感覚って、武道でも、その他スポーツやダンスなどでも、何かと大事になりますが
普段の稽古やエクササイズの中では、
いまいち掴みづらかったり、頭で余計にこねくり回して迷子になりがち…にならないでしょうか？(^^;
ですが、このような身体の内奥の感覚・身体機能って
本来、自然環境とともに生活しているならば、ナチュラルに培われていくものなのかもしれないなぁ…
と感じました。
どこもかしこも整備された、スムーズな道を歩くばかりの現代では、
退化しやすい感覚なのかもしれませんね(´･ω･`)
（とても大きな木太刀！
昔は祈願の為に、これを担いで登山したとか。）
現在の世の中は
コロナを理由に、外に出歩くこともはばかられ、
部屋の中にいながら画面を見るだけで、ちょっとした満足感を得られるような、
バーチャル化がどんどん進んでいますが
身体は、どんなロボットよりも高性能で鋭敏であり、
それ自体が生命で、エネルギーが宿っています。
身体を活かせば、活かすほど
元気になるように感じます✴︎
汗をかきかき、全身をよく動かす喜びこそが、
何よりの免疫向上&健康増進になると思いますし
それが、不安が蔓延しがちな世の中でも、
「なんのその〜♪」というくらいの
心の安定にも繋がることだと思っています(^-^)
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